東京新聞5/26付朝刊・総合面より

戦争放棄」の見直しも意欲 自民党憲法調査会


自民党憲法調査会の船田元・会長は二十五日、党本部で講演し、昨年十一月に策定した党の新憲法草案を抜本的に見直すべきだとの考えをあらためて表明した。
憲法草案では、戦争放棄を定めた九条一項がそのまま維持されているが、「もう一度議論してバージョンアップを図っていきたい」と述べ、同項見直しにも意欲をみせた。同項のままでは集団的自衛権が認められない可能性がある、との党内の意見に配慮したもの。
また、船田氏は草案に集団的自衛権の行使を明記すべきだと主張。その上で、「早ければ三年後、(少なくとも)五年後までには憲法改正を国会の責任としてやらせていただきたい」と述べた。

何をもって「バージョンアップ」と考えるかは自由だが、彼ら自民党の本音はこんなところ。まあ、今さら驚くような話でもないか。
自衛のための先制攻撃(と称する侵略戦争)をやっちゃった国と安保条約という名の軍事同盟結んでるこの国が集団的自衛権を行使ってのは非常に危険なわけですが、日本を「米国と一緒に戦争できる国」に仕立て上げたいわけですか、そうですか。私はそういうこの国をそういう国にすることは反対なので、このような主張をする政党を支持することは当然ないわけですね。