都教委が祝辞で五輪招致PR

本年度の都立高校の卒業式では、都教委の祝辞も教員の間で波紋を広げた。
都教委から各校の卒業式に参列した職員のあいさつが、卒業生に送る言葉もそこそこに、石原都政の「功績」をアピールするような内容になっていたからだ。
祝辞は昨年のトリノ冬季五輪での女子フィギュアスケートの金メダル獲得に触れた後、なぜか「五輪の理念」を解説。続けて「東京都は平成二十八年の第三十一回オリンピック競技大会の国内立候補都市に決定し、オリンピック招致を目指しています」と石原知事の目玉政策を説明した。
さらに、二月に行われた東京マラソンで四千人近い都立高校生が大会運営に参加したと強調。その上で、新年度からはすべて都立高校で「奉仕」を必修化することを紹介した。
このあいさつ部分はどの高校の卒業式でも同じだった。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20070321/mng_____tokuho__000.shtml

卒業生に贈る言葉じゃないな。