それにしても

この論争、本多勝一vsイザヤ=ペンダサンこと山本七平の論争の時代から何も進歩していないんですね。つーか、基本的に何度も議論された内容を蒸し返してるだけなんですが。
よく聞く言葉に「今はインターネットのおかげで、いろんな情報が手に入る」というのがあるけれど、きちんと情報を吟味する手間を惜しんで、手っ取り早く「結論だけ」与えてくれるような、受け売り的なダイジェスト情報(当然、このページだってダイジェストだ)ばかり求める人が、こんな風に井沢元彦とかにあっさり誘導されてしまうのだろうかもね。で、読んでもいない「中国の旅」をわかったふうに批判する、と。