東京新聞5/24付朝刊・社会面より

三宅島レース 都、公道を断念


伊豆諸島・三宅島(東京都三宅村)で十一月に開催予定のオートバイレース大会について、都が公道の利用を断念したことが二十三日わかった。安全面の問題からオートバイメーカーの協力を得られず、三宅島空港滑走路を使った小規模なレースなどに内容を変更する。

「滑走路を使った小規模なレース」ってのは、いわゆるゼロヨンのことね。あと、外周道路での「一般ライダー参加のツーリング大会」なんてのも計画されているらしいが。ツーリング大会? なにそれ、意味あんの?

村の実行委員会関係者は「今回は無理でも、来年以降、公道レースをできないか検討してほしい」としている。

実行委員会には、安全性についてメーカーの疑問を払拭する抜本的な策でもあるのだろうか。ないのなら、この先も状況が変わるものやら。にも関わらず「来年以降、公道レースをできないか検討」とは、往生際が悪いというか。そこまで「公道」レースにこだわるのなら、メーカーの協力なしでどうぞ、としか言いようがない。
つか、計画そのものを見直せば? 「島の復興」が目的で「公道レース」は手段だったはずでしょ。今や「公道でレースを開催すること」が目的になってる気がするんだけど。