67.51%

まあ、それでも3人のうちひとりは行かなかったってことだけど。高かったなあ、投票率
今回ここまで投票率が上がった要因として、郵政民営化、つーか改革にYESかNOか、というあれが、国民投票的というか、これまで間接的にしか国政に関わることができなかった(そりゃ間接民主制の国だから)国民にとって、直接国政にコミットできるような「気にさせてくれた」、というところが大きかったなと思ったり。えんじ色のカーテンをバックに小泉首相が「語りかける」あのCMが、彼の言葉が、予想以上にあれを聞いたひとたちの耳に届いてしまったのではないか。あのカーテンの裏側に何が隠されているのかが気になったのは自分だけではないと思うが。
まあ、改革反対を唱える党や候補なんかはいなかったわけだが。そんな誰もが改革を望んでいる、ある種の思考停止状態(「改革」って、なんか「テロに屈しない」に似てる気がする)の中で、改革を訴える「本気度」みたいなものと、どうせ改革なら「もっとも実現性の高そうなところ」が選択された、ということだろうか。
それにしても、すごいね、小選挙区制。今回獲得した議席も、ある日(つーても解散がなければ4年後か)突然オセロゲームみたいにすべてひっくり返ってしまう可能性もあるわけで、当選したひとたちもある意味気が気じゃないのかも。