こちらも裁判がらみ

http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY200508230335.html
イラクで死亡の橋田さん遺族の保険金請求棄却 東京地裁


昨年5月、イラクバグダッド近郊のマフムディヤで取材中に銃撃され、亡くなったジャーナリスト橋田信介さんの遺族が「海外旅行傷害保険金の支払いを理由なく拒まれた」として、AIU保険(東京)を相手に計750万円の支払いを求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。柴田寛之裁判長は「銃撃は反米武装勢力によるもの」と判断し、保険金支払いが免責される「武装反乱」に該当するとして請求を棄却した。

上記の件に関連して「勝谷誠彦の××な日々。」の2004年10月20日(水)の日記から

−−『イラク生残記』に書いたように私と瀬尾君は出発前に「まさか保険なんかかからないよね」と話し合っていたのである。湾岸戦争でもカンボジアの時も保険をかけようとすれば戦争保険しかなかった。目の玉が飛び出るような掛け金がいるのである。ところが今回「まあ一応」と講談社の総務を通じて申し込んだ保険は易々とかかったではないか。何故か。「イラク非戦闘地域である」と日本国首相が言って下さっているからである。護送船団で財務省の乳母日傘の下にある保険会社としてはよもや首相の発言には背けないからである。ではなぜAIUは支払いを許否したのか。


−−あくまでも「非戦闘地域」だと言うならば日本でのAIUの営業の許認可権を持つ政府にきちんと行政指導させて橋田家に保険金を払わせたまえ。それができないというならば小泉純一郎が再三再四に渡って嘘をついていたということの証明に他ならない。