メモ

http://www.asahi.com/international/update/0817/020.html
英テロ捜査で射殺された男性「不審な行動なし」


ロンドンの同時テロ事件に関連して先月22日、地下鉄駅で武装警察に射殺されたブラジル人男性について、複数の英メディアが17日、警察の内部資料に基づき、「男性は当初言われた不審な行動はとっていなかった」と報じた。


内部捜査資料によると、デメネゼスさんは、通常通りに改札を歩いて通過し、途中で構内に置かれた無料新聞を手に取るなど、逃亡しようとした形跡はなかった、という。またデメネゼスさんは、薄いデニムの上着を着ており、爆発物を隠すような服装ではなかった。
(太字は引用者による)

警察発表を鵜呑みにしないのは基本ですね。
以下はこの内部資料が本物であることを前提とした話であるのですが、不審な行動をとっていない一般市民を射殺しておきながら、それを公表しなかった警察は批判されても仕方なしですね。なぜ公表しなかった(できなかった)のか、きっちりと説明して欲しいところです。
「不審な行動をとったら射殺されても仕方ない」という意見に対しては、「不審な行動をとっていないにも関わらず射殺されている現実の前に、仕方ないも何もないだろう」と言いたいところですが、「本当に不審な行動をとっている人物」にどう対処するべきかの答えは個人的にまだ出ていなかったりもします。