冷静じゃない人たちに巻き込まれる災難かと

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050321-00000102-kyodo-ent
「賢明な対処を信じる」 冷静にとヨン様

日本で人気の韓国人俳優ペ・ヨンジュンさんが21日、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)問題について「両国の政策を決定される方が賢明な方法で対処されることを信じる」とのコメントを発表し、両国に冷静な対応を呼び掛けた。
ペさんは「独島は韓国領土」とした上で、「真の解決のためにどんなことができるのか、冷静に考える必要がある」「これ以上、感情的対立で傷を負い、関係が悪化しないように願う」と、問題の深刻化に懸念を示した。

かわいそうに。何故こんな踏み絵を踏まされてしまわなければならないのやら。まあ、「冷静な対応を」と言っても、「独島は韓国領土」と(本人の真意は伺い知れないが)燃料投下してしまうのは、全く「賢明な方法」による対処ではないのであるが。
盧政権の人気取り政策に乗っかった韓国保守メディアの煽り(と、それに対抗する論陣を張るであろう日本の保守メディアとの諍い)に巻き込まれたくないものだ。一般人の流行病みたいなナショナリズムの発露を煽って部数増を狙ってるだけのことだろうし(オリンピック特集記事と基本的に同じな印象)。
個人的意見としては、島の領有権については国際司法裁判所で判断してもらうしかないと思うので、それに応じるように、韓国政府に今後も働きかけていくべきかと。どうせ住めない島なのだし、暫定水域での操業が納得いくものであれば(つまり実利を取れば)よいのでは、と思うのだが、そう簡単にもいかないのだろうか。
自分の周囲では、「男島女島を日韓で分け合えば?」という意見があったが。普通の人の認識ってそんなものなのかもしれない。