民間でできることは民間で

http://www.asahi.com/politics/update/0315/010.html
NHK予算案、賛成多数で承認 野党3党は反対 衆院


NHKの05年度予算案は、15日の衆院総務委員会で自民、公明両党の賛成多数で承認された。民主、共産、社民の野党3党はこの日の審議を通じて、NHKが報道機関としての独立性を保つことへの確約がなかったなどとして反対した。全会一致での承認が慣例となっていたNHK予算案に、野党各党がそろって反対する異例の結果になった。
(太字は引用者による)

全会一致の慣例が崩れたのは8年ぶりだそうですが、馴れ合ってるんじゃねーよと。


まあ、それはそれとして。理事が「受信料収入が予算を下回る状況が見えてきたら経費節減をやらざるを得ない」と述べたそうですが、そんな状況を待ってなどいないで、今のうちから経費を節減し、受信料値下げなどで還元してはいかがでしょう。つか、職員数が多すぎるとか、給料が高すぎるとか思ったりはしないのでしょうか(しないか)。
特殊法人改革などで「民間でできることは民間で」などと言われてますが、特殊法人であるNHK(確か税制面で優遇されている)のコンテンツで民放で制作可能なものは、いっそ民放にまかせてしまってはどうかと。
視聴率を気にするあまり出演料の高そうなタレントを起用したりして制作費がかさんでそうな「紅白」「大河ドラマ」等の娯楽番組とか、民放のマネをしてZARDやらゆずやらにテーマソングを歌わせた「オリンピック中継」に代表されるショー化したスポーツ番組とか(この際だから大相撲、高校野球も)、ネタ切れ気味の生活情報バラエティ的教養番組等、民放でやりゃあいいじゃん的な番組制作からはとっとと手を引いて、それに関わるコスト(番組制作費と人件費)を削減したら、どれだけ予算が浮くだろうと思ったりしますが(そんなに浮かないようならごめんなさい)。
公共放送に求める最低限(かつ最大限)のコンテンツは、災害報道(気象予報)、教育、児童向け、学校放送、ニュース(解説はなくてもいいかも)くらい。個人的に贅沢を言えば、クラシックや古典芸能、名作映画、海外ドキュメンタリー番組等があれば嬉しいですが。あとは民放でやっとくれと思ったりします。B-CASカードとか使った別料金徴収法でも可。