特権意識サイテー

http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY200503110261.html
「私には不逮捕特権がある」 中西一善衆院議員


「私には不逮捕特権がある」。東京・六本木の路上で10日未明、女性に抱きついて強制わいせつの疑いで現行犯逮捕され、その後、釈放された自民党中西一善衆院議員(40)。取り調べを受けた未明の警視庁麻布署で、自ら現職衆院議員の身分を明かしたという。


取調室で、男は「何だ」と不機嫌そうな顔をした。「不逮捕特権がある」。独り言のようにつぶやいた。


「酒に酔っているので覚えていない」と否認する中西議員。「では、飲酒検知をしましょう。先生もお立場があるでしょう。きちんとしてください」と捜査員。結果は泥酔と言えるものではなかった。捜査員に諭され、容疑を認めたという。
院外における現行犯の場合は国会会期中でも逮捕が認められる。

日本国憲法第50条において「両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期中に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。」とあるとおり、国会議員には国会会期中の不逮捕特権が認められているわけですが、これは国民の代表であるところの国会議員に「安心して議論してもらうため*1」の制度であって、安心してわいせつ行為を行うことを認めるものではありません。そういう特権を、こういった形で濫用する人間に与えるべきではありませんね。「最近の若い者は権利ばかり主張して云々…」と揶揄されますが、40オヤジも政界ではまだまだ若い者なのでしょうか。
それにしてもカッコワルイ。老け顔だし(外見のことかよ!!) 「ポン引き」とかいう単語使うし(普通使わないよ!!) 泣くし(泣くなよ!!) つーか、「一生お酒を飲まない覚悟」なんてしなくていいから、一生政界に戻って来ないでいただきたい。